子どもの歯がガタガタに
2017/3/14
「サラリーマン税理士さくさの納税のすすめ」第6号
ご覧いただきありがとうございます。
僕はサラリーマンとして会社勤めをしており、これまで主に会計、税務、資金の仕事で経験を積んできました。また、自分の仕事に関する知的好奇心が高まった結果、仕事をしながら受験勉強をして税理士の資格も取得しました。
このブログでは、僕が仕事で得た知識や税理士の勉強で得た知識の中から、僕自身に関心があるもの、そして皆様のお役に立てると思うものを、できるだけシンプルに、手短に紹介してまいりたいと思います。
サラッと読み流していただいて、「そう言えば、さくさがあんなこと言ってたよね。」みたいな感じで、何かの拍子にふと思い出していただければ嬉しいです。
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子どもの歯がガタガタに
うちの子供の話ですが、
小学3年生くらいの時から、歯がガタガタになってしまいました。最初は八重歯が少し出ているくらいだったので可愛いかったのですが、
次第に、横を向いて生えてくる歯があったり、
ついには、あろうことか、二列に並んで生えようとしている歯が出てきたりして、
本当に本当に歯がガタガタとなり、親としても恐怖感を覚えるくらいでした。
近所の歯医者に連れて行ったときに、歯医者の先生から
先生「はい、お口を大きく開けてー」
子・・・
先生「ウワッ!!!(驚)」
子・・・!!
と、本気でビックリされるくらいに。
でも、歯医者さんの矯正技術も、
そして、子ども(人間)が本来備えている矯正能力も凄いものですね。
こんな状態になって、今さら本当にちゃんと治るのかな…と始めのうちは心配していましたが、
治療を開始して2年程で、今では見事にきれいな歯並びに変身しました。おかげさまで、物も良く噛んで食べることができるようになりました!
歯並びが良くなったせいなのか、単に成長に勢いがついてきただけなのか分かりませんが、食べるご飯の量も増えたように感じます。親としては嬉しい限りです。良かった、良かった。
このような歯科矯正費用は当然に医療費控除の対象になります。
放っておくとうまく咀嚼できないままですからね。
一般的に歯科矯正は保険が効かないため結構な金額になってしまいます。親のふところ的にはキツイですが、可愛い子どものためなら大丈夫。
こういったことのためにも僕は仕事をしているのです。
一括払いがお得
矯正費用は分割払いでも支払ができましたが、一括して払ったほうが税金の面からはお得でした。
医療費控除の計算は、家庭内で1年間に支払った医療費から、 保険金等で補填される額を引いて、そこからさらに10万円 ※ を引いた額が医療費控除の金額となります。
※年間所得が200万円未満の人は、10万円ではなくて年間所得の5%
【1年間の医療費支出額 - 保険金等の補填額 - 10万円 = 医療費控除額】
複数年にわたって支払った場合、毎年10万円ずつ差し引かれてしまうので、その分トータルとしての医療費控除の金額が減ってしまいますよね。ですので、払えるときには一括払いがお得です。
税率の高い人の所得控除に入れる
家族のなかで一番税率の高い人に医療費控除をしてもらいましょう。
僕のようなサラリーマンとか、自営業者で商売をされている方の所得については、所得税は超過累進税率で計算されます。
所得の高い人になるに従って税率が高くなるので、一番所得の高い人に医療費控除をしてもらうのがお得になります。
因みに税率は全部で7段階あり、5%から45%と幅があります。同じ10万円の所得控除額でも返ってくる所得税の額は5千円から4万5千円と違い大きいのです。
なお、医療費控除は一部改正が入りましたが、また別の機会にお話しますね。
ここまでご覧くださいましてありがとうございました。
皆様の幸せを心よりお祈り申し上げます。
さくさ