幸福は感じるもの

2017/3/25

「サラリーマン税理士さくさの納税のすすめ」第11号

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

僕はサラリーマンとして会社勤めをしており、これまで主に会計、税務、資金の仕事で経験を積んできました。また、自分の仕事に関する知的好奇心が高まった結果、仕事をしながら受験勉強をして税理士の資格も取得しました。

 

このブログでは、僕が仕事で得た知識や税理士の勉強で得た知識の中から、僕自身に関心があるもの、そして皆様のお役に立てると思うものを、できるだけシンプルに、手短に紹介してまいりたいと思います。

 

サラッと読み流していただいて、「そう言えば、さくさがあんなこと言ってたよね。」みたいな感じで、何かの拍子にふと思い出していただければ嬉しいです。

 

 

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日本人の幸福度は低いのか?

 

国連の幸福度調査の結果が発表されましたね。

 

 

はぁ~?幸福度の順位ですか。。。

 

幸福度なんて目に見えないものなで、本来はいちいち数値化なんてしなくてよいものです。果たしてこの調査に何の意味があるのか、本当に理解に苦しむ国連の調査です。

 

本人が幸福だと感じるならそれで良いと思うのですが、幸福というものまで数値化して順位をつけて発表して、国連はこの次に何を目指すのでしょうか。国連にとっては、現在はこんな調査もできるくらいに平和な世の中ということなのでしょうか。

 

幸福かどうかは本人の主観的なものだと思うのですが、この幸福度調査では客観的に評価するために無理やりに幾つもの計算方法が定められているとのことです。

 

ちなみに2017年は、日本はこの幸福度調査の結果51位でした。

 

ふーん、ですよね。

 

でも、僕はなんとなく順位が低いと感じました。(見事に術中にハマってしまいました。)

 

 

日本の順位が低い理由として、国連が無理やりに幸福度の順位をつけるために、客観化、数値化したものの中に「寛容度」というものがあるそうです。日本人はこの寛容度なるものが低くて順位を落としていたんだとか。

 

寛容度とはどのような数値かを調べてみると、

 

“先月、慈善事業にいくら寄付したか?”

 

ということを調べて、その金額をGDPで割って算出しているのだそうです。

 

なんか、キナ臭いですね。

 

これってつまり、

 

その“先月”が何時か分かれば意図的に少数の大金持ちで数値操作が出来てしまいますからね。少数の大金持ちがいる国って、結局のところ所得格差が著しい国ですから、このような形で寄付金の額が増えて順位が上がっても、本当にその国の幸福度が高いのかどうかは疑問が残ります。

 

くどいようですが、幸福かどうかなんて国連とか他人に決めてもらうものではなく、主観的に、自分で決めるものであり

 

“自分で感じる”

 

ものですからね。うんうん。

 

 

私さくさは幸福だと思いますし、寄付も本当に少額ですが、コンビニや飲食店に立ち寄った際に、チャリーンと毎日のように寄付しています。しかし、店によっては募金箱を置いていない店があるのですよ。日課のように募金をしているので、見つからない時はキョロキョロと募金箱をさがしてしまいます。

 

募金箱は分かり易い場所に置いておいてくださいね。

 

 

 

寄付の話が出てきましたので、本日は所得税の寄付金控除の概要についてお話しします。

 

 

 

寄付金控除

 

「特定寄付金」を支出した場合には寄付金控除を受けることが出来ます。

 

 

特定寄付金とは

 

・国、地方公共団体に対する寄附金(寄附をした人に特別の利益が及ぶものと認められるものを除く)ふるさと納税もココです。

 

独立行政法人日本赤十字社公益社団法人及び公益財団法人その他一定の法人に対する寄付金で一定のもの

 

・学校法人や専修学校などを設置する準学校法人に対する寄付金(入学に関するものを除く)

 

社会福祉法人、更生保護法人に対する寄付金

 

・政治活動に関する寄附金のうち一定のもの(寄附をした人に特別の利益が及ぶと認められるもの及び政治資金規正法に違反するものを除く)

 

・いわゆる認定NPO法人等に対する寄附金のうち一定のもの(寄附をした人に特別の利益が及ぶと認められるものを除く)

 

など

 

 

寄付金控除の金額の計算式

 

次のイ又はロのいずれか低い金額 - 2千円 = 寄附金控除額

 

イ.その年に支出した特定寄附金の額の合計額

 

ロ.その年の総所得金額等の40%相当額

 

 

 

 

ここまでご覧くださいましてありがとうございました。

 

皆様の幸せを心よりお祈り申し上げます。

 

さくさ