外国株式の配当金(そして、右利きですか?)

「サラリーマン税理士さくさの納税のすすめ」第49号

 

ご覧いただきありがとうございます。

 

<前ふり>  

前回、前々回と前ふりでラジオ体操についてお話ししましたが、意識して身体を動かすことは何もラジオ体操ばかりではありません。

 

右利きの人は、食事のときに、お箸をいつもと違って左手に持ってみることも有効です。また、左利きの人は、逆にいつもと違って右手に持ってみると良いでしょう。

 

そもそも人間の脳は左脳と右脳に分かれていて、右利きの人は左脳が発達しており、左利きの人は右脳が発達しています。

 

人間全体では右利きの方が多く、全体の9割以上は右利きだと言われております。右利きの人は左脳が発達しており、一般的に言語力、計算力、分析力などに優れています。論理的な考え方をする人が多いのも特徴です。

 

逆に左利きの人は右脳が発達しており、一般的に直観力、色彩や空間、音楽を認識する力に優れています。芸術家風な人が多いのも特徴です。

 

矯正されて右利きにさせられた人も確かに多いでしょうが、文明の発達とともに人間に求められる能力がどちらかといえば左脳の能力だったため自然と増えたのかもしれませんね。

 

話は戻りますが、

食事のときにお箸をいつもとは反対の手で持つことにより、普段あまり使われていない、活躍する機会の少ない脳が活性化することになります。

 

そのことにより、これまでと違った感覚の発達につながります。

 

今まで見えなかったり、気が付かなかった風景や物事に気が付くようになったり、違った角度から物事を考えたりする力が身につくのではないでしょうか。

 

そして、その結果ちょっと賢くなるんじゃないかと思います。そりゃ、普段使ってなかった脳を使うのだから、そうなるでしょうね。嬉しいですね。

 

僕の知っている何人もの方が、利き腕とは逆の手でお箸を使うことを始め、そして、上手く使いこなしていると聞いています。

 

でも、いきなり利き腕とは逆の手でお箸を使うのが難しいという方は、初めからお箸に挑戦しなくても大丈夫です。食事だと一日にできる回数も限られていますしね。

 

例えば、ティッシュで鼻をかむときに使う手を逆にする。字を書くときに使う手を逆にする。それこそ、初級者だと、スマホを操作する手をいつもと逆にすることなどからチャレンジしてみるのも良いかもしれません。

 

 

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 さて、それでは本題に移りたいと思います。

 

読者の皆様の中には株式投資をしている方もいらっしゃることと思います。株式は日本国内の市場だけではなく、海外の市場でもインターネットを利用して株式を気軽に購入できることから、外国株式を投資の対象としている方もいらっしゃると思います。

 

今回は、外国株式の配当金の支払いを受けた場合の取り扱いをお話しします。

 

外国株式の配当金

 

上場外国株式の配当金に対する日本国内における源泉徴収税率は、国内の上場株式の配当金に対する源泉徴収税率と同じです。

 

外国において既に源泉徴収がされている外国税額がある場合には、その外国税額控除”後”の金額に対して国内において源泉徴収されます。

 

外国で源泉徴収される場合の税率は、国や地域等によって異なりますが、日本国内においては、源泉徴収税率は、所得税、復興特別所得税そして、住民税の合計で20.315%の税率となります。

 

なお、外国株式の配当金についても、国内において証券会社等を通じて受け取るものについては、申告不要を選択することができます。 

外国株式の配当金については配当控除の規定を受けることができません。

 

ただ、外国税額が源泉徴収されている場合には国内の源泉徴収との二重課税となりますので、外国税額控除の適用を受けることができます。

 

国税額控除は話が長くなりますので、また今度にしたいと思います。

 

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ここまでご覧くださいましてありがとうございました。

 

読者の皆様が宇宙で一番幸せになることを心よりお祈り申し上げます。 

 

さくさ