2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

株主総会出席者の旅費の取り扱い

「サラリーマン税理士さくさの納税のすすめ」第40号 ご覧いただきありがとうございます。 <前ふり> 職場の人から淡竹(はちく)を頂きました。淡竹は竹の子とは違って、地面を掘って採集するのではなく、地面の上に生えているものを採集します。竹の子より…

相続時精算課税を選択した場合のデメリット

「サラリーマン税理士さくさの納税のすすめ」第39号 ご覧いただきありがとうございます。 <前ふり> 日焼けした鼻のてっぺんの皮がうっすらとめくれてきました。 先週末は娘の運動会の応援で、腕と顔が真っ赤に日焼けしてしまいました。ちょっとしたヤケド…

相続時精算課税を選択した場合のメリット

「サラリーマン税理士さくさの納税のすすめ」第38号 ご覧いただきありがとうございます。 相続時精算課税の適用を受けると2500万円まで、それが住宅取得等資金であれば最高で3700万円までが一定の要件のもと、贈与税が課税されることなく直系尊属から直系卑…

住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税

「サラリーマン税理士さくさの納税のすすめ」第37号 ご覧いただきありがとうございます。 前回は住宅取得等資金の贈与に係る相続時精算課税の特例をお話ししました。直系尊属から直系卑属である推定相続人又は孫への相続時精算課税贈与について、直系尊属の…

住宅取得等資金の贈与に係る相続時精算課税の特例

「サラリーマン税理士さくさの納税のすすめ」第36号 ご覧いただきありがとうございます。 相続時精算課税制度は、特別控除額の2500万円までは贈与税が課税されることなく60歳以上の直系尊属から20歳以上の推定相続人又は孫に対して生前に財産を一時に移転す…

相続時精算課税選択届出書の提出の承継

「サラリーマン税理士さくさの納税のすすめ」第35号 ご覧いただきありがとうございます。 今回も相続時精算課税に関する規定を紹介いたします。特定贈与者が死亡するまでは相続時精算課税に係る相続税額の計算は行われないため、相続時精算課税適用者の相続…

相続時精算課税に係る相続税の納付義務の承継

「サラリーマン税理士さくさの納税のすすめ」第34号 ご覧いただきありがとうございます。 一度選択するとその後は暦年課税に戻すことが出来なくなる相続時精算課税の選択ですが、相続時精算課税に係る贈与者(特定贈与者)よりも先に相続時精算課税の適用者…

相続時精算課税選択届出書の効力

「サラリーマン税理士さくさの納税のすすめ」第33号 ご覧いただきありがとうございます。 前回は、相続税が課税されないような方について、贈与税が極力課税されることなく生前に一時に財産を推定相続人に移転する方法として、相続時精算課税の選択が有効で…

相続時精算課税の選択

2017/5/15 「サラリーマン税理士さくさの納税のすすめ」第32号 ご覧いただきありがとうございます。 暦年贈与の場合、年間110万円以下の贈与については課税されることなく生前に財産を引き継ぐことが出来ることを前回までにお話してきました。 相続の開始が…

贈与税額の計算

2017/5/12 「サラリーマン税理士さくさの納税のすすめ」第31号 ご覧いただきありがとうございます。 今回は暦年課税の贈与税の計算方法についてお話します。暦年課税の贈与税の税率は、20歳以上の者が直系尊属から贈与を受けた場合とそうでない場合とで違う…

贈与税の配偶者控除

2017/5/9 「サラリーマン税理士さくさの納税のすすめ」第30号 ご覧いただきありがとうございます。 婚姻期間が20年以上である配偶者間で、居住用不動産又は居住用不動産を取得するための金銭の贈与があった場合には、暦年贈与の110万円の基礎控除以外に最高…

相続開始前3年以内の贈与

2017/5/7 「サラリーマン税理士さくさの納税のすすめ」第29号 ご覧いただきありがとうございます。 生前贈与は、相続税を軽減するための有効な手段の一つであり、1暦年に110万円以下の暦年贈与については贈与税が課税されませんが、被相続人が行った相続人(…

生前贈与の注意点

2017/5/5 「サラリーマン税理士さくさの納税のすすめ」第28号 ご覧いただきありがとうございます。 生前贈与は、相続税を軽減するための有効な手段の一つとなります。1暦年中に110万円以下の贈与については贈与税が課税されませんので、単純にこれを10年間続…

贈与税の基礎控除

2017/5/2 「サラリーマン税理士さくさの納税のすすめ」第27号 ご覧いただきありがとうございます。 今日は贈与税について基本的なところからお話しします。贈与税とは、個人から個人に財産が無償で移転した場合に、財産をもらった側に課税される税金です。し…